2010-08-03から1日間の記事一覧

保田与重郎『後鳥羽院』抜き書き―1―

「日本文芸の伝統を愛しむ」 ・もののあはれといふ歌のみちは、男と女との間のはしをうたふことであった。 ・家持から王朝の美女の文学が発生する素地がきづかれた。後宮を中心とした機智の文学は、家持のサロンに於いて早くきづかれてゐた。のみならず、こ…