2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

また週末になった

2012/09/27(木) 今週の仕事が終わった。 来週は中間考査。少しのんびり出来る。 今日、学校に行くと、連絡ボックスに生徒会選挙立候補者の一覧表が入っていた。「あれっ?」知っている名前だらけだった。計13名の2年生のうち教えに行っている2クラスの生徒…

夜よねむれ 最終章

眞実のむこう 古人は宿る場所を確保できず仕方なしに旅寝をしたのではない。 彼らは草を枕とするためにたびに出たのだ。 もう十何年かまえになる。 篠栗駅からタクシーに乗ったとき、 八木山がところどころ色づきはじめているのに気づいた。 ──もうすぐ花見…

マクナマラのことば

2012/09/21(金) 一週間ぶりに畑に行ってみると、もうむちゃくちゃ。うちの作物と隣の作物がからみあっている。先週の颱風のせいだ。 そろそろ潮時だとあきらめて、柵や網を片付けたが、これがまたからみあっているので簡単にはいかない。シンちゃんのお母…

被害者側と同化したつもりだった権力者たち

2012/09/15 GFsへ 夏休みのやり直しもいよいよ終わる。けっきょく、ほぼ二ヶ月の飛び石夏休みだった。 長かったような、あっという間だったような。が、いい夏休みだったような気がする。 その間の自分で自分に出した宿題はだいたいできあがり。ぼちぼち…

夏休み宿題より

ジョイス「イーヴリン」(『ダブリン市民』より)と石原慎太郎「レギュラー」(『人生の時の時』より)について 二〇一二年八月 匂い 人間臭い。イーヴリンも慎太郎もとても良い匂いがします。人が人間であることと、人が動物であることを証明する良い匂いで…

短信

2012/09/06 ・井筒俊彦「大乗起信論の哲学」を読み終わった。読んでいるあいだ中、白川静の風貌がどこかに浮かんでいた。 ふたりはそれぞれ独力で、この世界のよってきたところを探りつづけた。 白川静は地底を発掘するように自分の素手で、井筒俊彦は地平の…

井筒俊彦『大乗起信論の哲学』を読む〈Ⅱ〉

福岡も涼しくなった。 とは言え、いまちょうど12時だが、袖無しのシャツとステテコで机についているのだから、どちらかといえば、まだまだ夏なのだろう。 第二部を読んだところ。 また、こちらの頭のなかのどこかに電流が通ってパチパチいいはじめ、どこか…