また週末になった

2012/09/27(木)

 今週の仕事が終わった。
 来週は中間考査。少しのんびり出来る。
 今日、学校に行くと、連絡ボックスに生徒会選挙立候補者の一覧表が入っていた。「あれっ?」知っている名前だらけだった。計13名の2年生のうち教えに行っている2クラスの生徒が7名。8クラス中2クラスで過半数を占めていることになる。しかも、生徒会長候補(無投票当選)と副会長候補はいずれも例の「エエ!?」のクラス。
 先週だったか、そのクラスの担任から「ウチのクラスはいかがですか?」と聞かれたので「元気がいいですよ。」というと、「それはほめ言葉ですか?それとも?」もちろんほめ言葉ですと答えた。
 たまたまそんなクラスに授業にいくことになっただけなのだろうが、××センセイのちからも幾分かは与っているのではないかと悪い気はしなかった。
 その「エエ!?」のクラスでは、ついに先週「漢字テスト全員合格」(40問から10問出題。8点で合格)を達成した。今日のぶんを集計してみると、40名中満点が31名。(不合格者は一名のみ。その一名が生徒会長候補者である。)「よし。これからの目標は″全員満点″にするぞ。」「オオ!!」いよいよ元気がよくなってきた。
 いつのまにか、自分が若返っているのに気づく。──もちろん首から上だけの話だが、ひょっとしたら足腰も持ち直しているかもしれない。ただし、歯がいよいよガタつきはじめて、病院にいくしかないのかなと思い始めてもいる。──あいつらのお陰だな。それは、どんなに感謝しても、感謝しきれないレベルにある。
 「いいか。人生の岐路にたったときは言葉をあてにするな。″なんとなく″のほうが大事なんだ。自分の感性を信じろ。」

 来月からやる夏目漱石『こころ』の準備をしようと資料を漁っているうちに、とんでもないものが出てきた。20年ほどまえの自分の文章。それはまた次回にでもご披露することにする。

別件
 今宿駅まで迎えにきてもらって車で帰るとちゅうフルフェイスの原付がピョコンと頭をさげてすれちがって行った。
──あいつはホントにバカなとやな。挨拶やらせんけりゃ誰か分かるはずがなかったとに。