2010-12-14から1日間の記事一覧

定家と式子内親王

堀田善衛 定家名月記私抄(3) 正治二年40歳 「 梅の花にほひをうつす袖のうへにのきもる月の影ぞあらそふ なまじな解説などをしたのではぶちこわしになる恐れが多分にあるが、まず、男に去られ、軒端も破れた破屋に住む女性の袖が舞台となっていて、そこに…