2012/1/28GよりAへ

GよりAへ(消印1月28日)

 ここ2〜3日、黒木はマイナス3〜4度という寒さ。久しぶりに凍えております。屋外はともかく、家の中の方が寒いのではないかと思うくらいで、我ながらよく我慢しています。私たちや両親は仕方なく寒さに耐えていますが、次の連中はどうするのか、心配しても仕方ないことですが。
 御心配おかけしました。やはり、年末は調子も悪く、楽しいのですが、万全な体調で旅したいと本当に思いました。
 初めての土地で、不思議な風景、空気感の場所でした。残るべきもの、それが形やものではなく、思いや情念や、、、それらの積み重なった濃厚な空気が至る所に漂っている──そんな場所でした。残るべきものは残るのですね。
 改めてリベンジということ。本気でお願いします。旅の記録(Fさんの)が届き、さっそくお礼と近況を伝えました。仰せのごとく、怠けるつもりの由、伝えております。
 暮れは、あれから帰って次男坊の件すませ、そのあと病院へ行き、とりあえず胃痛の薬をもらい、1/4の胃カメラの予約。年末のあれこれを済ませ、年始の神社行事を済ませ、胃カメラ逆流性食道炎で、ひと月の薬をもらって治療。ずいぶんと効く薬で、今は何ともありません。
 1/8から修学旅行ということで、前日に整骨院でメンテナンス。スキーに備えてのこと。1/13までの間、病人も出ず、天候もよく無事終了。さすがに体はガタガタで、再び整骨院でメンテ。やっと元にもどって元気です。それにしてもヤワな体になってしもうた。ただ、自分のどこが弱いのか、どこがあぶないのか、少しずつデータが整理されてきました。何とか元気で遊ばなくては。
 先日の手紙のヘーゲルなどは、Aさんに翻訳してもらって、なるほどとわかる程度。おもしろいのですが、むずかしい。
 先日、教科書の中に「アフォーダンス」ということが書いてあり、″行動を誘発するものを、そもそもモノ(コト)は備えていて、こちら側のベクトルと出合ったときに行為が現実となる″というようなことが書いてありましたが、afford(提供)する何かの誘いは、証明できるかどうかわかりませんが、ある様な気がします。Aさんがよくいう、まんぐりの良し悪しもそれでしょうか。
 定家名月記私抄、とうとう定家が死んでしまいました。時代を描くという意味では「ゴヤ」もそうでしたが、一人の人物の波紋が広がって、いろんなものにぶつかる時の波の立ち方が、そして変化してゆくその模様が、時代だし、歴史、でしょうか。それにしても、出てくる人、出てくる人、すべて生々しく、人間の姿をしているのには驚きました。YKWさんにまわします。そのあとで「白川/梅原」にうつります。
 Kさんのカレンダーありがとうございます。住所があったので、お礼の手紙出します。