禁煙2週間め


 本日は雑談のみ
 なんとなく禁煙をはじめた。べつにぜんぜん苦しくない。ときどき口が寂しくなるので仁丹くらいの大きさに切ったガムをしゃぶる。それくらいなら授業中もOKみたいだ。ただ、これまで通り(いままで何回禁煙したことか。今年だけでもう2回目)、毎日1〜2度、猛烈に眠たくなる。目があけていられない。そのときは眠る。もう逆らわないことにした。
 どうやら「わが禁煙は成就するなりけり」。
 ただし、こんなに禁断症状が眠気以外にはなにもない、というのはおかしい。
 たぶん、もう体が、タールやニコチンや一酸化炭素に耐えられなくなっていたのだろう。ということは、たとえ成就しても、めでたいことでもなんでもない。
 ま、次回会うときまでには決着がついているでしょう。

 プロ野球パリーグは「勝負あった」のはずがオオゴトになった。今日のヤフードームのチケットはプラチナペーパーかもしれない。
 なんでこんなことになるのかというと、いい年したプロでも、つい一生懸命になるからだと思う。新聞記事によると、落合監督は復帰した山本マサのまだ2回のマウンドに行って、「お前なあ、高卒のルーキーみたいなピッチングをしてどうするんだ?」と言ったとか、言わなかったとか。野球に限らず、勝負事はだましあいが基本なのだ。・・・それとは別に、一昨日、一塁ランナーの和田が3回も4回もサインに忠実に走り続けたのには、ただただ「えらい」と感心したけど・・・・。
 大昔、金田正一が解説をしていて、「もうピッチャーを代えなきゃダメ。疲れてきている。」と言ったあとに、「体じゃないよ。頭だよ。体はね、鍛えているから150球でも200球でも投げられるの。でもね、考えるのが面倒臭くなって、イエヤッと投げたらカキーンと打たれるの。」・・・・あの何も考えずにヒョイヒョイ投げていたような記憶しかない金田の言うことだからそうなんだろうな、と思った。

別件
 加藤陽子『それでも日本人は「戦争」を選んだ』
 斎藤慶典『哲学がはじまるとき』
 勝峰富雄『山でみた夢』
やっと平年なみの気温になり、燈火親しむの候。