福岡市民農園へのお誘い

GFsへ  2011/04/21

 今日はひたすらぐだぐだ書きます。
 昨日はまた熱が出て、まる一日布団の中。年初の異様な疲れはまだ抜け切れていないらしい。もうしばらくはこのまま寝たり起きたりの生活になりそうだ。あるいはそのまま老人ホームにいた梶原さんのように、2日に一度起き出すようなことになるかもしれない。それはそれでよし。おかげで奥様は、「留守番がおるき助かる」と連日の外出。そのたびに、その日のファッションを品評せねばならぬ。彼女の唯一の観客であり、審査員である。
 家の外は、ハナミズキが花盛り。公園のサツキもずいぶん花が開いてきた。それでも朝晩はまだまだ寒いし、夜の布団は冬のままだし、チビたちの寝室にもまだ暖房がはいっている。それも昨日までかもしれない。今日はそれくらい、明日が雨だというのが信じられないほどの上天気。
 昨日はそんな具合で、テレビをつけっぱなしでウツラウツラしていたら、アガサ・クリスティーがどうのこうのという映画があっていた。ヴァネッサ・レッドグレーブの目をみたら、そのまま吸い込まれそうになってしまう。彼女の「ジュリア」のビデオテープはまだ何処かにあるはずだ。本屋でみつけたその台本も本棚に差し入れたままの位置にあると思う。それくらい、彼女たちの会話は素敵だった。いつか、もすこし元気が出たら、(奥様が外出している時に)声を出して読もう。
 「そうか、アガサ・クリスティーはオレとちがって車の運転ができたのか。1920年代はまだ運転免許とかなかったのかな。しかも、右ハンドルじゃないか。」熱のある頭では、筋書きよりはそんなことのほうが気にかかる。途中で眠ってしまったから、映画自体の話はまたいずれ。
 今日は、やっと農園に行って、またひと畝ふやしてきた。ぼちぼちやらないとまた腰を痛めてしまう。大根、フダンソウ、その他。フダンソウはばあちゃんの味噌汁の主役だったんだが、最近は野菜屋さんに出ていない。あれで飯をくるんで食うのが大好きだった。油いためもいける。畠にはモンシロチョウとはちがう一回り小さな蝶がひらひら飛んでくる。トマトやキュウリの苗は明後日に入荷するとか。何と何を注文してのかも覚えていないが、ひと畝ぶん篠竹を組み合わせて育てる予定。農園の注文票にはなかったサラダみたいにして食える豆は絶滅危惧種に頼んでおいた。
 大半の人がくる日曜日は行かないから、目の前に広がるほとんどプライベート・パークみたいな芝生広場では、雲雀に似た鳥たちが草の実をついばんでいた。なんという鳥なのかまた調べねばならぬ。
 小屋にはキャンプ用の寝袋も持ち込んだ。いつになるか分からないが、今度えびのキャンプ場にチビたちを連れて行くときまでは、農園での昼寝用にするつもり。板張りに仰向けに寝転がるのがいちばんリハビリになる。いつかいっしょにその心地よさを味わえたらいいんだが。

別件
 朝のサンポのとき、葦の茂みからまた、「キョー、キョー、キョキョキョ」という鳴き声が聞こえてきた。子どもが親を呼んでいるのか。それとも親が子どもを呼んでいるのか。「鳴き声からわかる鳥の名前」という本が必要だ。これだけ発達した時代だから、そんな電子書籍があっていいと思うけど。こんど、「智慧・・」に投稿してみよう。
 鳥類図鑑をみてみると、この春みつけた水鶏(?)は、バンというのらしい。