横浜からの便り

2011/05/10

 昨日、横浜からメールが届いた。自分ひとりだけではなく、みんなにも(といって何人いるのかは知らないけど)読んでほしくなったから、ここに移します。主要な部分だけですが、原文そのままです。

 少し読んだ範囲だが、現時点での消費税値上げについては余り同意できない。
 失なわれた20年、例えば日本はGDPで世界で17位に落ち、サラリーマンの年収は 10年以上下がり続けている状態で経済の規模を更に小さくする政策は如何なものか。
 戦前の不況、金融恐慌はニューディール政策しかなかったし、それでも解決はできず、 最終的には第二次世界大戦で好況となった。失業と天文学的インフレのドイツはアウトバーンなどのインフラ建設、軍備増強で復活した。蔵相シャハトは名目を変えたペテンみたいな実質国債を発行したのだが、ナチス政権の人気は思想より経済政策成功の人民生活安定故だ。
 勿論借金はいつか清算すべきものだが、今健全財政のスローガンで首を絞めたら日本は徹底的に没落するのではないか?
 リーマンショック以後アメリカも中国もやっている事はパイの拡大、活性化だ。中国はいずれバブルは崩壊するのだが、それ以上にいま財政の健全化をしたら政権が持た無い。日本も今は需要の喚起が一番では?
東北地方再建の為、これを奇貨として後藤新平関東大震災にならって大規模に投資すべきなのではないか?それも逐次投入なんてではなく。財源は無利子国債なり、日銀引き受けなぞあるらしいが、、、、、
 更に延命治療の健保不使用、民主党マニフェスト全面撤回、
高速道路有料化でバス、フェリーの存続を。(こんどの災害で救援フェリーの調達もままならなかった。) 最高裁裁判所の地方移転。金融の中心を関西に移転、もしくは政治機関の地方移転。なんてことも必要だろう。
少なくとも日本は債権国で債務国ではない。個人資産もある。まだ基本的な底力はあるのだから、いま大ナタを揮うしか時はない。

別件
 (ここだけが、先住民の息子のことば)
 ゴールデンウィークも終わり、よっちゃんのお父さんは単身赴任先にもどっていった。あの美しいお母さんをまともに見る人がまた誰もいないというのは、罪だと思う。といって、ワタクシがまともに見たりしたら、セクハラを通り越して、もうそれだけで痴漢行為になる。この世は無情だ。