『水準器』補遺
かやくぐり(茅潜・萱潜)
スズメ目イワヒバリ科。
日本の固有種。
日本と千島列島南部の島々にのみ分布する。
全長14cm。
頭から背面は赤褐色で、黒褐色の縦斑があり、胸腹部はやや灰色を帯びた褐色、脇腹には濃色縦斑がある。
尾は褐色。
亜高山帯上部の針葉樹林帯の林縁やハイマツ帯で繁殖し、冬季は標高1500m以下の山地の林や山間渓流の草藪などに移って生活している。
昆虫類、クモ類だけでなく種子も好んで食べる。
チリリリっと鈴を振るような声をだす。
なんとなく辞書や図鑑をみていると、そこに書かれていることばは、どんな詩人のことばよりも詩的だと感じた。松田先生の俳句の影響かもしれない。
別件
きのう農園にいた集団を、図鑑でさがした。たぶん、ウソかイカルだったのではないかと思う。ただし、夏の九州にいる鳥かどうかは知らない。