卓球事情

2011/08/04

 今日はなんとも暑い。そのせいか、わが家の精霊たちもおとなしいもんだ。
 日が暮れるまではこのまま静かにしてくれているだろう。ガロの食欲が快復したのでホッとしている。

 セミの声にばかり気をとられていたら、いつのまにか虫の声のほうがあつかましくなってきた。昼間はセミ、夜は虫。このあいだテレビに出ていたアメリカ人が、「日本の自然はにぎやかだ」と表現していた。台風も近づいているらしいし、たしかにそうかもね。

 スカパー!で卓球のコリア・オープンとジャパン・オープンが並行して放映されている。優勝賞金2万ドル。多いのか少ないのか分からないが、ともかく世界中でサーキットがおこなわれているのは有り難い。
 コリア・オープンの女子ダブルス決勝は、藤井・若宮の日本最強コンビと、お嫁さんにしたいキム・キョンア・オモニ候補パク・ミヨン(見れば、言いたいことがわかる)の対戦で、たしか4−1で藤井・若宮が勝った。いわば、アウェーで勝ったんだから評価していい。つづくジャパン・オープンでは、福原・石川ペアをしりぞけて決勝に進出したシンガポールのペアに勝って2連勝。ほんとうに強くなった。ただし、オリンピックの出場選手は3人までなんだそうで、福原、石川、平野で決まっているから、二人はリザーブにまわる。シンガポールも日本にとっては強敵になりそうだ。
 男子は、水谷が相変わらずはっきりしない。その分、岸川がパワフルになってきた。それにつづくべき、大学生・高校生が伸び悩んでいるように見受ける。あのレベルになると、なにがどうなれば強くなるのか、もと高校卓球部顧問のレベルではわからないのが悔しいが、楽しみは増えそう。

別件 
 タリバンに連れ去られたハザラの少年を救い出す、という内容の映画のおわりがけだけを見た。ハザラの少年役をしていた男の子は100%モンゴロイドだった。 そうだったのか。
 あるいは、ハザフとか、カザフとか、その他の呼ばれ方をしている定住を嫌う人びとが、ユーラシア大陸の東側で、それぞれの自由なタツキをもっていたのかもしれない。