博工生の選んだ歌

博工生の選んだ歌 
      複数回答制 ○数字が得票数(『てのりくじら』を全部好きと答えた三名のぶんも加算した)

⑧前向きになれと言われて前向きになれるのならば悩みはしない 『てのりくじら』/人の気も知らない      無責任な言葉でどれだけの人が苦しむのだろう/「その通りだな」/好きです。/
⑧本当のことを話せと責められて君の都合で決まる本当 『てのりくじら』自分が正しいと思っている大人から     理解されない子どもの気持ち/これがリアル/経験したことがある/どの世代もこのことに関しては同じなのかな?/ひどく自分に似    ている。
⑦殺したいやつがいるのでしばらくは目標のある人生である。 『てのりくじら』/共感できる/前向きに      なろうとする時同じ事を考えている!/同意/
⑦もっともなご意見ですが そのことをあなた様には言われたくない 『てのりくじら』/共感!/
   ついこの間同じ事を考えた/自分で分かっていても他人から言われるのはいやなことがある//
⑥夕闇に透(す)かし見るなり薔薇(ばら)の花いまだ生まれぬ世界のごとく 与謝野(よさの)晶子/ミステリアス/かわいい/か      っこいい/表現の仕方がきれい。//
⑥無駄だろう? 意味ないだろう? 馬鹿だろう? 今さらだろう? でもやるんだよ!
  /やる気が出る。/自分自身に言いかけたい/『てのりくじら』
⑤白い手紙が届いて明日は春となる うすいガラスも磨いて待とう 斉藤 史/「春となる」がいい。/美      しいことば/春を待つたのしさが伝わってくる/なんとなく/
⑤あの夏の数限りなきそしてまたたったひとつの表情をせよ 小野茂樹/いい!/なぜか好き!/なぜか「い      いなぁ。」/「たったひとつの表情をせよ」がいい。/対比がある。
⑤ハッピーじゃない だからこそハッピーな歌を作って口ずさむのだ 『てのりくじら』/とても前向き/ポ    ジティブ/
⑤誰からも愛されないということの自由気ままを誇りつつ咲け 『てのりくじら』
   /ありのままでいいんですね/
⑤君を待つ午後九時すぎの駅前に微熱を孕(はら)む自販機と私 福岡女学院高/けなげに待っている恋心/甘酸っぱ    い青春してるな/待っているその人が思い浮かんできた/「自販機と私」の対比がすごい/青春ですね。
④無理している自分の無理も自分だ、と思う自分も無理する自分 『てのりくじら』/言っていることが分かっ    たら共感しかない/
④肯定を必要とする君といて「平気平気」が口ぐせになる 『てのりくじら』/自分自身のように感じた/
④とりあえずひきとめている僕だって飛びたいような夜だ 『てのりくじら』
④振り上げた握りこぶしはグーのまま振り上げておけ 相手はパーだ 『てのりくじら』/なんかいいな。
④ついてないわけじゃなくってラッキーなことが特別起こらないだけ 『てのりくじら』
④平凡な意見の言いわけをしておくための前置詞「やっぱ」 『てのりくじら』
③この本に全てがつまっているわけぢゃない だから私が続きを生きる 小林理央/前向きの気持ちになれる    /なんとなく、いい。/考え方が格好いい/
②くさかげの名もなき花に名を言いしはじめのひとの心をぞ思ふ 伊東静雄/情景が浮かんできた/いいこと    を書いている気がする。
②配給の品々とともに求めたる矢車草(やぐるまそう)も家計簿にしるす  宮英子/自分の心を磨けました/現在の暮らしがどれ    だけ幸せか思い起こされる/
②信ずるとは孤(ひと)りの思いゆえ流星見しことを人には言わず 尾崎佐永子(さえこ) /いいな。/
①家出てもちつともいいことなかったと猫かえり来(き)ぬ頭を垂(た)れて 小島ゆかり