語録

語録

・鉄は熱いうちに打て、鉄を打つときは鉄よりも強く打て。
・ものに触われ。ことに触われ。空気に触われ。
・卵を割らなければ、オムレツをつくることはできない。
・リリシズムとは、言いおおせようとして言いおおせないもどかしさの感覚の響き合いのことである。
・ヘレンケラー
 ことばは宝石以上に貴重なものだ。大抵の宝石は金の力で自分の所有物にすることができる。しかし、他者が発したことばを自分の所有物にすることはできない。わたしたちが所有できるのは自分が発したことばだけである。しかし、自分が発したことばはすでに「私」のものではなく公のものである。しかしさらに、わたしたちはホントは自分のことばしか理解できない。
 ものごとは大抵、四捨五入して考えるしかない。しかし、頭がいいつもりの人はこの四捨五入をする蛮勇がたりない。いっぽう文学は、その四捨五入によって切り捨てられた部分にきらめきを見出し、それをさらに輝かせる。君たちの学んだ平安女流文学はその典型例である。

ブッダはただ「止まるな、歩みつづけなさい」と言ったのだ。歩みつづけることはわたしたちの義務だ。
・「人は自分が知っている以上のことを知っている」(ヴァン・デル・ポスト『カラハリの失われた砂漠』)それなのに、義務が増えることを嫌がって知らないフリをしている者は卑怯者(カワード)だ。
・私たちが社会的生物であり、歴史的存在である以上、私たちは時代に拉致されるしかない。その上で思う。
・この世界は、風と光と土の三元素からなっている。だから、私たちは生を終えたのち、その風と光と土にもどる。その風と光と土という三元素が融合したとき水がしたたりおちる。同じ三元素が昇華したときい火があらわれる。水と火は物質ではなく現象である。
・この文明はエレメントを物質化する望みから興った。
しかし、エレメントが物質化されるにはなお少なくとも数万年が必要だ。あるいは数千万年が。たとえそれが神というたったひとつのエレメントであったとしても。

・地べたに寝きる。
ユダヤ人にとっては、時間の正体、それが神だったのではないか。

抽象 解体 聴いた 危急

・おもしろい人やなあ 三浦義一日記
 尾崎四郎の三浦義一
吉田健一 時をたたせるために
ヴァージニア・ウルフ ある作家の日記 
黒竜江への旅
文藝春秋 美智子さま
・ヨーロッパのはじまり

平松礼二 夕映えの秋 睡蓮序曲
 植木茂1913T2〜1984S59彫刻

bully 弱い者いじめ
coward 卑怯者
コラグラフ
ディアボロ鼓形独楽
院子ユワンズ

1962S37全米平均所得2366ドル

・デルスゥウザーラ 長谷川四郎
小山いと子 オイル・シェール
・アレクセーエフ ウスリー探検記
菊池寛 満鉄外史 話の屑籠
・北條秀一 十河信二と大陸
加藤新吉 宣言文