When you get there. there's no there there.
GFへ
いよいよあと14週でセンター試験。週1で「センターの日」を設定した。まずは、リービ英雄『thereのないカリフォルニア』。
生徒は大苦戦をしている。「一度も考えたことがないことは難しくて当たり前。ほんのちょっとでいいから考えてみよう。」と言いつつ、明日、どうフォローするか考える。生徒にとって難しい理由はすぐ思いつく。すでに彼らの暮らしている場所がカリフォルニア的になっているからだ。
そのまえに読ませた山崎正和の「過去と切り離せない現在」も彼らにとっては難解だったらしい。なぜなら彼らは切り離れているから。・・・しかたがない、ですませるわけにいかないことなんだけど、だからといってどうすればいいのか分からない。
せめて、と次回の授業の導入だけ考える。
When you get there. there's no there there.
もし君が「あそこ」にいったら、もうそこは「あそこ」ではなくなっている。
別件
明日はインターハイで優勝したヨット部の祝勝会。何度目の優勝になるのだろう。前回の祝勝会に大学8年生というOBが現れた。「もう社会人になります。」と言っていたが、さて、どんなオイサンになっているかな。